お茶をおいしく淹れるための黄金律
ティーカンネ社シニアティーテイスター、ヨーク・ザクロフスキーは、「おいしい紅茶を淹れるために、本当の紅茶愛飲家なら常にゴールデンルールにしたがってお茶を淹れます。」と言います。このゴールデンルールを以下にご紹介します。
- 有名ブランドの紅茶だけを使いましょう。そうすれば、良質の茶葉だと安心できます。
- 可能であれば地元の水道水で紅茶を淹れましょう。これは、飲む人がその水の味に慣れ親しんでおり「中性」だからです。水道水がなければ、できるだけ軟水を使用します。必ず、勢いよく沸騰している熱湯で紅茶を淹れましょう。
- 塩素を多く含む水は2~3分以上沸騰させ、石灰を沈殿させて塩素を取り除くようにしましょう。ただし、水が「煮えすぎ」ないようにしてください。
- ティーポットをお湯ですすいで温めましょう。
- お茶は濃い目に淹れる方がおいしいお茶になります。薄いかなと感じる場合には、ティーバッグをもう一つ、またはスプーン一杯の茶葉をポットに追加します。好みに応じて、お茶に砂糖、キャンディシュガー、はちみつまたは甘味料、ミルクまたは生クリーム(缶ミルクでないもの)、レモンを添えてテーブルに出します。
- 茶葉は蒸らすことが必要です。蒸らし時間は個人の好みによって異なりますが、基準はおよそ4分です。紅茶を飲んで眠気をさまそうという場合には、茶葉を増やして2~3分だけ蒸らします。リラックスして気持ちを落ち着けたいときには、蒸らし時間を長めにします。ただし、5分以上蒸らさないようにしてください。
- お茶は非常に繊細な自然の産物です。涼しい乾燥した場所で保存しましょう。茶葉のパッケージを開封したら必ず、茶葉を金属製の密閉缶またはすりガラス製容器に入れて保存してください。紅茶はフレーバーティー、ハーブティーとフルーツティー、スパイスティーと別々に保存し、不意に香りが茶葉に移らないようにしましょう。